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資格制度

指導者資格制度

(財)日本ラグビーフットボール協会競技力向上委員会では ラグビー指導者の資質および指導力の向上を図り、 ラグビーの普及および振興を促進するため、ラグビー指導者資格を制定しています。
また、加盟チームに対して指導者資格の保有者をチームの監督、またはコーチとして置くことを義務付けています。

義務化の目的

  1. W杯に向けた基盤作り
  2. コーチの資質の向上と人数の増加
  3. 新たな指導者の発掘と既存指導者の活性化
  4. リスクマネジメント意識の向上

資格の種類について

日本協会ではラグビー指導者資格として以下の4種類の資格を制定しています。

1.新スタートコーチ

ラグビー指導者の入口として必要な知識及び技能を習得する。

2.育成コーチ

初心者や子供から大人までを対象にラグビーの育成指導に必要な知識及び技能を習得する。
(日本体育協会「指導員」資格と連動)

3.強化コーチ

広域エリア等の競技者に対しての強化指導に必要な知識及び技能を習得する。
(日本体育協会「コーチ」資格と連動)

4.トップチームコーチ

日本代表やトップリーグ所属チームの指導に必要な知識及び技能を習得する。

「新」指導者資格制度

指導者養成事業

(財)日本ラグビーフットボール協会競技力向上委員会は、 「JRFUラグビーコーチングの指針」に基づき指導者の養成を行っています。

指導者養成事業の3つの柱

  1. 指導者資格認定講習会JRFU指導者資格の付与
  2. ブラッシュアップ研修会有資格者の研修及び資格更新
  3. トレーナー養成講習会コーチ資格認定講習会等の講師養成

指導者養成プログラム

指導者養成プログラムは、「指導者としての技能を付与する資格認定講習」と「有資格者のブラッシュアップ研修」を2本柱としています。

資格認定講習

資格認定講習は、新スタートコーチを入口に指導領域によってJRFU育成コーチと JRFU強化コーチにわかれます(図1参照)。

各資格認定講習会は、都道府県ラグビーフットボール協会あるいは(財)日本ラグビーフットボール協会で開催されます。

尚、JRFU育成コーチ資格とJRFU強化コーチ資格は、 ぞれぞれ(財)日本体育協会公認ラグビーフットボール指導員、 ラグビーフットボールコーチ資格と連動しています。

目指す指導領域によって受講すべき講習がわかれます。

目指す指導領域によって受講すべき講習がわかれます。

ブラッシュアップ研修

ブラッシュアップ研修では、有資格者が参加します。
研修を通じて新しい知識やスキルを発見し、 あるいは「JRFUコーチングの指針」をベースに、 自らの指導について振り返っていただく場を提供します。

また、ブラッシュアップ研修を受講することで資格の有効期限が延長されます。

指導者は学ぶことをやめてはならない

指導者は学ぶことをやめてはならない

受講条件・資格の有効期限

ラグビー指導者資格認定講習の受講にはそれぞれ条件が定められています。
また、資格取得後も有効期限内にブラッシュアップ研修に1度も出席しない場合は資格が失効されます。

資格名 受講条件 有効期限 ブラッシュアップ研修 登録先
新スタートコーチ ラグビーの指導者を目指す者。
満18歳以上。(資格認定は20歳以上)
4年間 4年に1回 日本協会
育成コーチ 新スタートコーチを保有し、
ラグビーの普及・育成を志す者。満20歳以上
4年間 4年に1回 日本協会
強化コーチ 新スタートコーチを保有し、
競技力向上・強化のためのチームで指導している者、
または、そのようなチームでの指導を志している者。
満23歳以上。
4年間 4年に1回 日本協会
トップチームコーチ 新スタートコーチを保有し、
競技力向上委員会により指名された者。
別示 1年に1回 日本協会

*有効期限に関して
育成コーチ、強化コーチの方々は新スタートコーチをそれぞれ取得されていますが、 資格の有効期限は上位資格である育成コーチ・強化コーチの有効期限を優先致します。